【報告】ボルドー第3大学(Eddy Dufourmont) 公式HP映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」

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【報告】ボルドー第3大学(Eddy Dufourmont)

2010年2月22日、ボルドー第3大学にて、Eddy Dufourmont(同前)とともに上映・討論会がおこなわれた(10名ほどの参加)。

bordeaux (3)
(ボルドー市はローマ時代からの歴史を誇る中継貿易都市。おもに18世紀に建造された住居や門、広場などが残されている。歴史的な景観が保存されている市街地は散策するのに丁度いい広さ。)

エディー・デュフモン氏からは、国際哲学コレージュの国際性に疑問が提示された。50名中、外国人枠は10名という制限がある。大学では外国人制限はないのだから、コレージュの制限は奇妙に映る。コレージュが哲学の普遍性を探求しようとするならば、その国際性の根本的な問い直しが必要だろうとした。

Dufourmont.jpg

また、会場からは「国際哲学コレージュが学位を出さない以上、学生のメリットは何か」、「コレージュの試みは哲学の個人的な営みではなく、制度的な共同性の問いに関わる。映画では創設者のひとりであるデリダがコレージュから個人的には身を引くことでその共同性を守護するという身振りが紹介された。こうした哲学実践の形態や構造を踏まえると、今回の映画作品と監督との関係はいかなるものだろうか」といった質問が飛んだ。

bordeaux (2)

今後も上映・討論会の旅は続いていく。だがしかし、これはいったい誰の旅なのだろうか? もはやこれは「私の」旅ではない。見知らぬ人々との出会いをも含めた「私たちの」旅になりつつある。さらに言えば、これは何の旅だろうか。敢えて言うならば、哲学への権利と欲望こそがこの旅を前進させている、そんな感慨を抱かざるを得ない。そして、旅の速度と律動は多大なノイズを孕みつつも、次第に豊かなものになっている。

今回のフランス上映に合わせて旅行に来ている学部学生の中真大さん(京都大学)、守屋亮一さん(早稲田大学)、犬塚佳樹さん(東京外国語大学)には上映の準備・運営などでお世話になりました。旅の最後に彼ら若者たちの驚くべき行動力に対して、感嘆と感謝の念を表わしておきたい。
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[ 2010/02/22 14:40 ] 上映報告(海外) | TB(0) | コメント(-)

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