【報告】朝日カルチャーセンター新宿校(高橋哲哉) 公式HP映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」

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【報告】朝日カルチャーセンター新宿校(高橋哲哉)

1月16日(土)、朝日カルチャーセンター新宿校にて、高橋哲哉氏(東京大学)とともに上映会がおこなわれた(参加者60名程度)。

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高橋氏は1990年代初頭に実際に国際哲学コレージュに通って、いくつかのゼミを聴講されていた。また、高橋氏自身もコレージュで何度か登壇して、日本の歴史論争に関する講義をおこなった経験がある。「デリダが創設した場所というと華々しく聞こえるが、しかし、国際哲学コレージュは仕事帰りに誰もが足を運んで、静かに、だが、熱心に哲学が議論されているような場所だった」と思い出が語られた。

高橋氏は戦後50年の節目である1995年に、映画『ショアー』の日本紹介に関わり、戦争の記憶や証言の問題をめぐってアクチャルな哲学的発言をおこなった。私自身、当時『ショアー』の全国上映を通じて、映画と哲学との有機的な連動を目の当たりにしており、今回の自分の映画『哲学への権利』上映と討論会の運動の先行例とみなしているところがある。

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靖国問題や愛国心教育に関して哲学的な批判をしてこられた高橋氏とは、哲学と実践の関係をめぐって討論を進めることができた。一方で、大学では伝統的な哲学の鍛錬があり、他方で、それぞれの現場に即した哲学の実践がある。閉じた哲学/開かれた哲学、純粋な理論/不純な実践といった二分法で性急に判断を下すのではなく、むしろ隔たった両極のあいだで哲学を試練にかけることが重要ではないだろうか。そうした哲学の冒険を先鋭的な仕方でおこなってきた孤高の高橋氏とこの映画を介して対話できたことはきわめて大きな収穫だった。
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[ 2010/01/16 23:06 ] 上映報告(国内) | TB(0) | コメント(-)

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