『哲学への権利』刊行記念フェア「哲学の場を守り、思考と抵抗の力を手放さないために」 監督・西山雄二と、これまでの討論者・池澤夏樹、樫村愛子、萱野稔人、熊野純彦、合田正人、小林康夫、白石嘉治、管啓次郎、福間健二、本間直樹、松葉祥一、本橋哲也、森田伸子による全120冊のコメント付展示。コメント集のリーフレットを無料配布。店頭にて関連映像(12分)を放映予定。
・三省堂書店 神保町本店 4階エスカレーター傍 2月14日~
・ブックファースト 新宿店 2月14日~3月10日
・ジュンク堂書店 西宮店 2月17日~3月15日
・ジュンク堂書店 新宿店 2月19日~3月31日
・八重洲ブックセンター本店4階 2月17日~3月16日
・ACADEMIA港北店 2月14日~3月9日
・ジュンク堂書店 京都BAL店 2月下旬~
・ジュンク堂書店 池袋店 3月上旬~3月25日
・ジュンク堂書店 大阪本店 3月上旬~3月下旬
・東京大学生協駒場書籍部 3月7日~4月末
・ジュンク堂書店 難波店 3月上旬~4月末
・ジュンク堂書店 福岡店 3月8日~4月末
・ブックファースト渋谷文化村通り店 3月上旬~4月中旬
・名古屋大学生協南部書籍 3月中旬~4月中旬
・リブロ池袋本店 3月中旬~
→その他、東京都内、大阪、京都、九州などの書店にてブックフェアを開催予定です。
3月4日(金)17:00-20:00 琉球大学 法文学部新棟114
「国際哲学コレージュ」は、哲学者ジャック・デリダが組織した知の探求の場である。半公半民のこの学校では、給与や授業料は存在せず、人びとは無償という形でただ考えることのみを許されている。西山雄二氏は映画『哲学への権利』にその様子を収め、世界中で上映会を行っている。西山氏は現在フランス文学を首都大学東京で教えており、彼の編著『哲学と大学』は、大学に身を置きながら、大学について批判的に思考することを実践する本である。
一方、新自由主義経済の中で大学は企業や社会の圧力に押しやられて本来の大学としての機能を失いつつある。例えば、「シュウカツしなくちゃ!」と躍起になる学生にとって、大学は「高校」と「実社会」の間の単なる「つなぎ目」としてしか機能していない。だがそういう「廃墟」の大学にもまだ大学生が回収できる知は転がっている。それは学生が何かを持ち込める「空(から)の大学」であり、同時に重力に抗する可能性を秘めた「空(そら)の大学」かもしれない。わたしたちは『哲学への権利』を鑑賞し、大学について考えてみたいと思う。今回、西山雄二氏を迎えて、大学とは何かという問いと、大学という場が秘める可能性を巡って、「空(そら)の大学」と題した上映会・シンポジウムを開催します。
主催:「空(そら)の大学」実行委員会(代表=井上間従文、持木良太)
関連イベント(映画上映はありません) 3月12日(土)13:30-17:00 青山学院大学 渋谷キャンパス 総合研究所 11F19号室
→東北地方地震のため延期 http://www.ri.aoyama.ac.jp/ 公開シンポジウム「フンボルト理念の終焉?――現代日本の大学教員の課題」 13:30-15:00 主題講演:潮木守一(元・桜美林大学教授)
15:15- 主題講演に対する応答
リスポンデント:西山雄二(首都大学東京)、今井重孝(青山学院大学)、深井智朗(聖学院大学)
15:45- 討議および質疑応答
主催:青山学院大学総合研究所 研究プロジェクト「キリスト教大学における学問体系論」
在日ドイツ大使館「日独交流150周年2010/2011」認定事業
関連イベント(映画上映はありません) 3月24日(木)、28日(月)18:30-20:30 場所:Centre Parisien d'Études Critiques, 37 bis rue du Sentier, 75002 Paris
国際哲学コレージュ・セミナー
“L'Université comme architecture (ir)rationelle de la philosophie”
28日はゲスト・藤田尚志(九州産業大学)による発表“Université conditionnée”
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