映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」概要 公式HP映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」

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映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」概要

映画は全8章で構成されているが、まず第1章「プロフィール」では各インタヴューイーが国際哲学コレージュでの経歴を語る。第2章「国際哲学コレージュの定義」では、コレージュで実践される研究教育活動の独創性が浮き彫りになる。第3章「国際哲学コレージュと大学」では、各インタヴューイーが他の学術制度とは異なるコレージュの特徴(無償性の原理、教員のあいだの平等、カリキュラムやプログラムの理念など)を物語る。第4章「国際哲学コレージュの理念」では、コレージュが提唱する「インターセクション」の理念が、英米圏の大学でのカルチュラル・スタディーズのような「領域横断性」の理念と比較される。第5章「国際哲学コレージュと経済的価値観」で描き出されるのは、グローバル資本主義下で収益性、効率性、卓越性が重視されるなかで人文科学が直面する決定的な経済の問題である。第6章「場所の問い」では、固有のキャンパスをもたない国際哲学コレージュの事例に照らし合わせて、研究教育活動とは何処でおこなわれるのか、という問いが提起される。第7章「困難」ではコレージュが現在直面しているさまざまな問題が語られる。最終章「ジャック・デリダと国際哲学コレージュ」では、各インタヴューイーが、デリダの哲学やコレージュに対するデリダの貢献について回顧的に証言する。

国際哲学コレージュが受け入れてきた数々の革新は、根底的に変容しつつある世界へと思考をたえず開いてきた。この意味で、映画『哲学への権利』は「世界を変化させる」作業に対するきわめて貴重な貢献である。マルクスの表現を借りれば、こうした変化の端緒が開けるのは、「世界」が意味するものの「解釈」を通じて、それゆえ、「国際」や「哲学」が意味するものの解釈を通じてなのだから。
――ジャン=リュック・ナンシー(ストラスブール大学名誉教授)

映画『哲学への権利』は過去の映画ではない。国際哲学コレージュの未来を切り開く、計り知れない価値をもつドキュメントである。現在の世界における哲学の状況を問いながら、本作品が描き出すさまざまな方向性は、まちがいなく、未来の思考にとっての重大な指針となるであろう。
――カトリーヌ・マラブー(パリ第10大学准教授)

西山雄二監督が製作した『哲学への権利』は、数多くのコンテクストへと開かれた見事な映像ドキュメンタリーであり、多種多様な角度からの鑑賞が求められる、哲学に関するたぐい稀な映画である。映画という媒体を用いて、西山氏は、現代哲学が引き受けるべき責務を、西洋と非西洋という言説を乗り越えた世界を体現するという現代哲学の責任を私たちにはっきりと思い出させてくれる。
――酒井直樹(コーネル大学教授、『トレイシーズ』編集主幹)



  ドキュメンタリー映画
  「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」

  (Le droit à la philosophie: les traces du Collège international de Philosophie)

  出演:ミシェル・ドゥギー、フランソワ・ヌーデルマン、ブリュノ・クレマン、カトリーヌ・マラブー、
  フランシスコ・ナイシュタット、ジゼル・ベルクマン、ボヤン・マンチェフ 
  音楽:matryoshka (Novel Sounds) http://www.matryoshka.jp
  監督:西山雄二
  撮影補助:下境真由美、Erik Bullot, 馬場智一、藤田公二郎、右崎有希、谷口清彦
  上映補助:守屋亮一、中真大
  技術支援:宮下洋一、秦岳志、中澤栄輔、平倉圭、近藤学
  日本語字幕:西山雄二、星野太、馬場智一
  英語字幕:河野年宏、Adeline Rother, Ophélie Chavaroche, Laura Hughes,
         Maria Fernanda Negrete, Naveh Frumer, 西山雄二
  韓国語字幕:高榮蘭、李英旭
  特別協力:国際哲学コレージュ
  助成:文部科学省研究費補助金若手B課題番号20720002
  後援:東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」、勁草書房
  上映時間:84分 フランス語(日本語字幕、英語字幕、韓国語字幕)
  ※問い合わせはこちら e-mail: ynishi[at]tmu.ac.jp
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[ 2009/10/16 19:00 ] 映画の概要・内容 | TB(0) | コメント(-)

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