ミドルセックス大学に出現した横断的空間 公式HP映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」

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ミドルセックス大学に出現した横断的空間

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ミドルセックス大学哲学科の廃止に抗議して、学生たちによる会議室の占拠が継続している。平和的な手段による占拠であり、授業の妨げにはならない範囲での慎重な行動である。5月7日からは学術イベントが開催され、ラカンやスピノザのセミナーが実施され始めた。占拠された空間は大学関係者の有無を問わず、誰にでも開放されており、エティエンヌ・バリバール(下段写真中央)が来訪して支持を訴えるなど、自由な「横断的空間Transversal Space」が出現している。http://savemdxphil.com/
占拠に関する記録映像:http://www.vimeo.com/11523774

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今回の騒動は同大学に限定される問題ではなく、イギリスの高等教育制度そのものに対する不満が背景にある。金融危機をアリバイとして、大学経営陣は彼らの尺度で制度再編をおこない、不要とされる学部・学科を次々に切り捨てている。イギリスの大学関係者一般の批判は、こうして、占領者たちの公開書簡によって端的に代弁されている。「大学はビジネスではなく、教育は商品ではない。大学や教育は人間の権利であり、公共サーヴィスである。教育は経済危機を引き起こしているわけではなく、それゆえ、当の危機のために犠牲にされてははならない。」

ミドルセックス大学では会合が開かれたが、経営陣は哲学科廃止の見直しを拒否。解決策が見えないまま、事態が進行している。時間と資金があれば、映画「哲学への権利」を持参して駆けつけ、上映・討論会を実施したいところである。
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[ 2010/05/07 21:46 ] ミドルセックス大学問題 | TB(0) | コメント(-)

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