編著 『哲学と大学』、未來社、2009年 (「はじめに」、「ジャック・デリダにおける哲学と大学」、7-24・187-204頁) 週刊読書人 2009年6月12日号 藤本一勇氏の書評 図書新聞 2009年7月18日号 白石嘉治氏の書評 Philosophie et Éducation II: Le droit à la philosophie, UTCP Booklet 10, UTCP, 2009(« Préface », « Le rôle et la responsabilité des Humanités et de l'université à l'époque de la globalisation », pp. 5-10; pp. 65-78)
共著 『二十歳の君へ――16のインタビューと立花隆の特別講義』、東京大学立花隆ゼミ+立花隆、文藝春秋、2011年(インタヴューを収録) 『格闘する思想』、本橋哲也編、平凡社新書、2010年(対談を収録) 『1968年の世界史』、藤原書店、2009年(「フランスの68年 68年5月の残光」、58-73頁) 『21世紀を生き抜くためのブックガイド——新自由主義とナショナリズムに抗して』、岩崎稔・本橋哲也編、河出書房新社、2009年(「困難な時代を乗り切るために」、223-240頁) 『ヘーゲル——現代思想の起点』、滝口清栄・合澤清編、社会評論社、2008年(「欲望と不安の系譜学――現代フランスにおける『精神現象学』の受容と展開」、82-105頁) Philosophie et Éducation Enseigner, apprendre – sur la pédagogie de la philosophie et de la psychanalyse, UTCP Booklet 1, UTCP, 2008(« Préface », « L’hétérodidactique de la marionnette La déconstruction et la pédagogie chez Jacques Derrida », pp. 5-22) 『叢書アレテイア6 ポスト近代の公共空間』、御茶の水書房、2005年(「生き延び・供犠・死への権利――ヘーゲル哲学における死を介した個人と共同性の問題」265-290頁) 『叢書アレテイア3 法の他者』、御茶の水書房、2004年(「拒絶と権利――アルジェリア戦争期におけるモーリス・ブランショの抵抗をめぐって」、255-285頁) 『叢書アレテイア1 脱構築のポリティックス』、御茶の水書房、2003年(「危うくも断絶の痕跡を帯びた「我々-間」の方途――ジャン=リュック・ナンシーによるヘーゲルの可塑的読解」、93-122頁)
論考など "L'ennemi absolu de la littérature: Blanchot contre de Gaulle", Cahier Maurice Balnchot, n 1, 2011, pp. 103-115. 「教授、准教授採用」、『大学ランキング 2012年版』、朝日新聞出版、2011年、138-140頁 「脱構築と民主主義――ジャック・デリダの「来たるべき民主主義」をめぐって」、『パレーシア』第3号、多摩哲学会、2010年、2-19頁 "Save the Name of Democracy: Masao Maruyama", Whither Japanese Philosophy? II Reflections through other Eyes, UTCP Booklet 14, 2010, pp.91-103 「二〇世紀フランス思想とヘーゲル受容」、日本ヘーゲル学会編『ヘーゲル哲学研究』、第15号、こぶし書房、2009年、72-82頁 "Entre le vague et l'ambigu: sur la question du clair-obscur au Japon", Rue Descartes, n. 65, PUF, 2009, pp.112-119 「人文系研究者であることの幸福——大学において私たちは何を信じることを許されているのか」、『現代思想2009年4月号 特集:変わりゆく教育』、青土社、208-221頁 「大学の名において私たちは何を信じることを許されているのか——ジャック・デリダの大学論における信と場の問いから」、『現代思想2008年9月号 特集:大学の困難』、青土社、110-131頁 「文学の絶対的な敵——ド・ゴールに抗するブランショ」、『現代詩手帖 特集版ブランショ』、思潮社、2008年、316-329頁 「フランスの68年 68年5月の残光」、『環』第33号、2008年春、99-108頁 「ピラミッド、オベリスク、十字架——バタイユとヘーゲルの密やかな友愛をめぐって」、『現代思想』2007年7月号増刊、300-314頁 「フランス近代植民地主義におけるアルジェリアの記憶——ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』を読み解くために」、『Quadrante』、No.9、東京外国語大学海外事情研究所、2007年、247-258頁 "Que suis-je en droit d'ésperer de l'Université, par excellence des Humanités : sur la question de l'Université chez Derrida et Kant". UTCP Bulletin, Vol.10. 2007, pp. 9-16 「抵抗の形象――ニヒリズムをめぐるブランショとカミュの対話」、『UTCP研究論集』、第9号、2007年、117-126頁 「出発間際にある復活の身体——ジャン=リュック・ナンシーのキリスト論」、『水声通信』第10号、2006年8月号、水声社、77-84頁 「遺棄された者の共犯的友愛——バタイユによるニーチェの友愛概念の継承」、『日本フランス語フランス文学会 関東支部論集』第14号、2005年、209-222頁 「『研究を救おう!』運動と独立行政法人化」、『情況』2005年7月号、61-73頁 「未知なる者の相互性なき友愛——モーリス・ブランショの1960年前後の交友関係について」、『一橋論叢』第130巻第3号、2003年9月号、日本評論社、90-106頁
口頭発表など 公開シンポジウム「フンボルト理念の終焉?――現代日本の大学教員の課題」、青山学院大学、2011年5月14日 講演「生きること 考えること――フランスの事例から見た哲学と大学」、東海高校・中学校(名古屋市)、2011年2月19日(「サタデープログラム(土曜市民公開講座)18th」) 発表「不可視の隣人たち ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』」、東北大学、2011年1月22日 対談「10年代の教養――大学が迷走する時代に」、萱野稔人との対話、東京外国語大学、2010年5月22日 発表「大学における評価と批判」、国際ワークショップ「批評と政治」、延世大学、2010年3月3日 Forum « Le droit à la philosophie », 国際哲学コレージュ、2010年2月18日 招待講演「人文学にとって現場とは何か?――古典・対話・教養」、フォーラム「人文学における古典と対話」、神戸大学、2010年2月9日 発表「人文学と国家制度」、国際ワークショップ「人文学と公共性」、延世大学+東京大学、東京大学(駒場)、2009年9月28日 "Save the Name of Democracy - Masao Maruyama", Cornell University, 2009年9月8日 シンポジウム「教養教育の危機と新たな人文学」、アレゼール日本、早稲田大学、2009年7月19日 発表「旅の旅——「哲学とは何か」という問いの光景」、中期教育プログラム「哲学としての現代中国」最終報告会「哲学・翻訳・救済」、東京大学(駒場)、2009年7月7日 「哲学と大学」、パリ第8大学40周年国際シンポジウム「グローバル化時代の大学 卓越性のための競争」、パリ第8大学@パリ、2009年5月11-14日 「哲学と大学―大学において私たちは何を希望することを許されているのか」(熊野純彦とのトークセッション)、ジュンク堂書店新宿店、2009年4月16日 「民主主義の名を救う——デリダ、ランシエール、ナンシー」、ワークショップ「政治的思考の地平」、延世大学ウィダン館@ソウル、2009年2月16日 「人文学にとって大学とは何か——ジャック・デリダ『条件なき大学』をめぐって」、ワークショップ「人文学にとって現場とは何か?」、研究空間〈スユ+ノモ〉@ソウル、2009年2月15日 「ジャン=リュック・ナンシーのキリスト論」、国際シンポジウム「外の形象——ジャン=リュック・ナンシーをめぐって」、ソルボンヌ大学研究館@パリ、2009年1月24日 「丸山眞男——民主主義の名を救う」、UTCP日本思想セミナー、東京大学(駒場)、2008年12月16日 « Que sommes-nous en droit d'espérer au nom de l'université ? », フォーラム「哲学と教育」第3回、国際哲学コレージュ(パリ)、2008年11月25日 « Que sommes-nous en droit d'espérer au nom de l'université ? », Philosophies de l'université et conflit des rationalités、アルゼンチン国立図書館、2008年10月6日 « Hajime Tanabe on the question of the logic of the species and the question of sacrifice », IX International Colloquium Bariloche of Philosophy "Metaphilosophy", Centro Atómico Bariloche (バリローチェ、アルゼンチン)、2008年10月2日 「大学の未来——「研究空間スユ+ノモ」(ソウル)×「条件なき大学」(デリダ)×「地下大学」(高円寺)=?」、高円寺・素人の乱、2008年9月20日 「研究空間スユ+ノモ」の挑戦@韓国・ソウル、ワークショップ「大学の名において私たちは何を信じることを許されているのか」、「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」、東京大学(駒場)、2008年9月19日 « Teaching Philosophy through Derrida's Deconstruction », 第22回世界哲学会議、ソウル国立大学、2008年7月31日 口頭発表「20世紀フランス思想とヘーゲル受容」、シンポジウム「ヘーゲルとフランス現代思想」、日本ヘーゲル学会、東京大学(本郷)、2008年6月14日 京都大学文学部新入生歓迎講演「条件なき大学」、京都大学、2008年6月4日 「大学の夜:条件なき大学」、早稲田大学生協ブックセンター、2008年5月22日 「『1968年代』の残光―〈68年5月〉の歴史化と抵抗」、「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」、東京大学(駒場)、2008年5月14日 「ジャック・デリダ——他者への現前 教育者として、被写体として、絆として」(鵜飼哲とのトークセッション)、ジュンク堂新宿店、2008年4月24日 口頭発表「兄弟関係と友愛——レヴィナスとブランショ」、日本フランス語フランス文学会関東支部大会、学習院大学、2008年3月16日 « L’hétérodidactique de la marionnette : La déconstruction et la pédagogie chez Jacques Derrida »、フォーラム「哲学と教育」第2回、国際哲学コレージュ(パリ)、2008年1月8日 「不安と欲望の系譜学——二十世紀フランスにおけるヘーゲル受容」、現代史研究会第200回記念シンポジウム「『精神現象学』刊行200年」、法政大学、2007年11月24日 「co-existenceの地平——symbiosisとconvivialityの間で」、UTCPオープニング・シンポジウム「いま、共生の地平を問う」、「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」、東京大学(駒場)、2007年10月21日 「哲学と大学をめぐるジャック・デリダの理論と実践」、多摩哲学会、中央大学、2007年9月16日 哲学ワークショップ「共同性、公共性、ナショナリズム」、みくに苑(国立市)、2007年8月14日 講演「貧困と排除に抗する闘い——フランスの社会保障について」、スペースF(国立市)、2007年7月22日 「ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』を読み解くために」、シンポジウム「移民の記憶」、カルチュラルタイフーン名古屋、2007年7月1日 講演「フランスにおける格差社会と若者」、横浜市教育センター、2007年5月17日 哲学ワークショップ「場の誕生、記憶、共同性」(全3回)、プランター・コテージ(国立市)、2007年4-6月 シンポジウム「ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』をめぐって」、東京外国語大学、2007年1月27日 « Que suis-je en droit d’ésperer de l’Université, par excellence des Humanités : sur la question de l’Université chez Derrida et Kant »、フォーラム「哲学と教育」、国際哲学コレージュ(フランス、パリ)、2006年11月8日 「抵抗の形象——ブランショとカミュ」、日本フランス語フランス文学会秋季大会、岡山大学、2006年10月28日 « L’ennemi absolu de la littérature – Blanchot contre De Gaulle »、国際シンポジウム「ブランショ——文学、言語」、東京大学(駒場)、2006年10月21日 「デリダの明日:危機と哲学――国家・政治・文化・想像力」、小林康夫・鵜飼哲・萱野稔人との討論、紀伊国屋ホール、2005年11月3日 「哲学の使命」、カトリーヌ・マラブー、藤本一勇の討論、東京日仏学院、2005年7月7日 「明日、〈五月〉があった、破壊と構築のための無限の力が」、バタイユ・ブランショ研究会『ブランショ政治論集1958-1993』シンポジウム、立教大学、2005年5月28日 「遺棄された者の共犯的友愛——バタイユによるニーチェの友愛概念の継承」、日本フランス語フランス文学会関東支部大会、東京大学(駒場)、2005年3月21日